トレイルを走る上でのマナーと、
今大会におけるルールについて。
今大会の問合せにおいても、東山トレイルを走るランナーについてのマナーに関する指摘が寄せられています。(同じトレイルランナーより)
・歩いてる人がいたら、止まる、歩く、挨拶を丁寧に交わす。
・ゴミは自分で持ち帰る。
・トレイル以外は走らない。
等というマナー。
・信号を守る。
・追い越し禁止区間。
・走行路を守る。
・チェックポイントは必ず一旦停止しチェックを受ける。
等という大会ルール。
このような事の多くは社会においては当たり前の事にも関わらず、
トレイルランの分野においては年々増え続けている問題であり課題となっています。
私は山を走るほとんどの方が、マナーやルール、環境問題に対する意識が非常に高い光景を観てきています。
そして、自分がただ走るだけではなく、ボランティアをする、整備をする、森をつくる、という行動も積極的に行える方も多く尊敬しています。
ところが、
そのような文化を知らないランナーさんが、気持ちよく、向上心をもって、集中力を高めてトレーニングをされてる素晴らしい努力のはずが、
トレイルのフィールドにおいては残念なことにマナー違反、ルールを無視してる、と歩かれている人、マナーを当然のように意識されているトレイルランナー からは認識されてしまうのです。
これは双方にとって不幸なことです。
自然の中を走ることは素晴らしい事が沢山あり、動物にとっては当たり前のこと。
しかし、人間が動物と違うのは、理性を持ち合わせていることです。
欲求を抑え、どうあるべきかを考えることができる。
つらいことも止めずに乗り越えることが出来る。
自分よりも他者の利を考え行動することができる。
上記の内容は、トレイルランのレースにおいて、うまく速く走る為に走る秘訣であり、マナー・ルールの問題とも直結することです。
大会というのは、とても影響が強いものです。
今回のコース変更箇所も、「トレイルを走る人には、こちらを走ってほしい」というコースの一部をいれました。
これは単にランナーが走りやすい、という考え方でなく、トレイルを上手く走れる運動能力の高いランナーなら大丈夫、という箇所も入ってますし、
人が少なく、氣兼ねなく走って頂きたいコースでもあります。
(本当はもっと多くのコース変更がしたい)
本来はわざわざ書くまでもないことかとも思いますが、東山三十六峰トレイルラン参加者の方には、より一層意識高いレースをして頂きたいとの期待を込め投稿させて頂きます。
今回初めて第2エイドとなる日向大神宮の箇所に、一旦停止するチェックポイントを設けました。
例年よりも直前でかなり脚を疲労させてくることになります。また、直後の将軍塚の上り坂も待ち構える地点です。
そこで、しばしの休息と補給をして頂きたいという思いも含めた設置理由もあります。
チェックポイントを受ける際は1列でスムーズにお済ませ下さい。
大会まで、あと5日。
今夜からかなり冷え込みますので、体調に氣をつけて、万全の体調で現地にお越し下さい。