2021年12月17日金曜日

第28回大会総評


2021東山三十六峰トレイルランを「2021年特別コース」として、12月12日㈰に開催しました。今大会は、1994年に第1回大会を開いてから、昨年のコロナ禍と3年前の台風による2度の中止はありましたが、今年で28回大会となります。




元々の大会コンセプトは、わたし達がトレーニングする素晴らしい環境を全国の仲間達にも共有したい。そして、お世話になってきた恩返しをする場として提供したい、というものです。そして、その当初のコースは宝ヶ池公園からスタートし、比叡山中腹~大文字山~将軍塚~伏見稲荷大社をゴールとする30kmのマウンテンマラソンとして、長年山好きのランナーから愛される人気大会でした。



10数年前からのシティマラソンブームでランナーが急増し、ランナー人口は1000万人に。同時期に「山ガール」の流行と合わせて登山者も急増し、登山者人口も1000万人と言われるようになりました。その頃から、山を走るトレイルランナーと登山者とのトラブルも発生するようになり、いかに共存するかが鍵となってきました。

5年程前からスタート方式を改め、2年前からコースも一部変更し、いかに登山者との共有ができるかを検討してきました。



そして今回は、コロナ禍の社会全体の状況も踏まえた形式として、スタートは1人ずつの走力順とし、登山者の比較的多い道は登り坂、登山者の少ない裏道は平坦や下り坂が多くなるコース設計とし、一般道路にも出ることを無くしたトレイル率ほぼ100%の大会コースとしました。スタート&ゴール地点としては、蹴上駅に程近い日向大神宮とさせて頂き、池ノ谷地蔵尊~京都朝鮮学園をチェックポイントとする約16kmと距離を短縮し、エントリー数は182名と、一時期の1000名以上の頃から比べると大幅に縮小した形での開催となりました。




当日は天候にも恵まれ、当日参加者167名、完走者165名(98.8%)、制限時間内完走者154名(92.2%)で、怪我人もほとんど無く、多くの方に喜んで頂き、ほっとしています。

総合1位は、招待選手でもあり、過去5連覇したことのある西村広和さん(滋賀県草津市)が、最終走者からのスタートでありながら、2位と12分以上の差をつけての6度目の総合優勝でした。




今後も社会の変化と共に、より良い形に変化しながら、社会から応援される大会として継続出来るようにしていきたいと思っております。

 

【女子年代別優勝者】

◎30~39歳 樫本実季 2:04:04 (大津市)

◎40~49歳 夜久有子 2:25:05 (京都市下京区・はやかわ塾)

◎50~59歳 木村真由美 2:18:35 (金沢市・ジュピターRC)

◎60~69歳 井上恵子 2:55:05 (横浜市)

◎70歳以上 黒岩秀子 3:56:40 (尼崎市)

 

 

 

【男子年代別優勝者】

◎18~29歳 野口英暉 1:48:00 (京都市下京区)

◎30~39歳 西村広和 1:35:50 (草津市・鴨川走友会)

◎40~49歳 榊原延征 1:50:56 (京都市北区・京都トライアスロンクラブ)

◎50~59歳 奥村良徳 1:52:33 (京都市北区・鴨川走友会)

◎60~69歳 前田静男 2:14:39 (富田林市・ブリキマンクラブ)

 

 

2021東山三十六峰トレイルラン大会実行委員長 木村克己